あれから一年と三ヶ月がたちました。娘の翔も一歳と四ヶ月になりました。現在娘と二人で暮らしています。娘も少しずつ意味のわからない単語をしゃべるようになりました。ただ周りがそうしたのかもしれませんが、嫁の写真を見るとお母たんといいます。しかし僕の事は、うーと呼びます。何故うーなのかは解明は、不可能です（笑）！きっと嫁も何処かで、自分の事を最初に呼んでくれた事を幸せに感じていると思います。そして僕も今幸福です。翔という人間に出会い、辛い時も苦しい時もいつも笑顔でいてくれた。怒った時は真剣に僕に立ち向かい、僕の女に対しての見方を、根本から変えてくれた人です。色んな紆余曲折が、ありながらも翔の最後の最後を看取り、見送る事ができて良かったと思います。全てが翔のお陰です。未来はどうなっていくのかはわかりませんが翔という二人の宝物を支えに頑張って行こうと思います。