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2章:ベジータ対ヤムチャ
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2章:ベジータ対ヤムチャ
ブルマ「ねぇ、ベジータ」
リビングでモーニングコーヒーを飲むベジータ。
ベジータ「なんだ」
ブルマ「新しいトレーニングルームがもうすぐ完成するんだけど、お父さんがベジータに聞いてほしいことがあるって言うのよ」
ベジータ「だからなんだと言ってるんだ!」
ブルマ「それが…トレーニングルームのスピーカーを今作ってるんだけどステレオかモノラルどっちにしようかって」
ベジータ「な…なに!?そんなくだらんことに今まで時間かかってたのか!?ど…どっちだっていい!…むしろいらん!」
ブルマ「そうよね…」
ベジータ「…ちっ」
ベジータは苛立っていた。今まで使用していたトレーニングルームが改造中で使用できない為、自分自身のトレーニングを控えているのだ。
ベジータ(くそったれ!早くしやがれ!この調子じゃカカロットに差を付けられてしまう。)
ブルマ「私今からカメハウスに用があるから行ってくるわよ」
ベジータ「勝手にしろ」
ベジータは部屋に戻りベッドに横たわった。
間もなくするとチャイムが家に鳴り響いた。
ベジータ「…」
チャイムは鳴り続く。
ベジータ「…うっとうしい客だ!!誰も出んのか!!」
ベジータはベッドから降り玄関に向かった。
途中、エラー信号を放っているロボットが立っていた。
ロボット「ジュウデンシテクダサイ…ジュウデンシテクダサイ…ジュウデンシテクダサイ…」
ベジータ「うるさい!!」
-バキッ!!!!-
ベジータはロボットを蹴飛ばし壊してしまった。
ベジータ「…ちっ」
インターホンの画面を見ると見覚えのある顔が映った。
ヤムチャだ。
受話器を取りベジータはヤムチャに問い掛けた。
ベジータ「何しにきた」
ヤムチャ「!!!よ…よう。ブルマにちょ〜っと用があって来たんだけど…いるかな〜?(ベジータが出るなんて珍しいな…)
」
ベジータ「なに?ブルマなら今いない」
ヤムチャ「そ…そっかぁ!!いないか〜!!じゃあまた来るよ〜!!」
ベジータ「…おい。ちょっとそこで待ってろ」
ヤムチャ(や…やば…)
ベジータは玄関を開けヤムチャの前で腕を組み立ちはだかった。
ベジータ「おい貴様。ブルマに用件があるのは分かったがオレに言えないとはどういう事だ?」
ヤムチャ「いっ!?いや!ドラゴンレーダーを借りに来ただけなんだ!!」
ベジータはニヤリと微笑んだ。
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