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3章:Ⅲ (1/1)

3章:Ⅲ


ワタシニサワラナイデワタシニサワラナイデワタシニサワラナイデワタシニサワラナイデ……



毎日毎日何人も何人も。



ある日突然思った。
自分が便器みたいだと。


お客さんの前に立つだけで吐きそうだった。

もう限界だと思った。精神的にも肉体的にも。





通勤ラッシュの人混みに逆らい、電車で小さなアパートに帰る。

もう疲れた…



バッグの中から小さな紙の切れ端を取り出す。
そこには彼の字で書かれた携帯番号とメールアドレス。

携帯のメール画面をひらく。


お久しぶりです。覚えてくれてますか?
今度そっちに旅行にでも行こうかなって思ってます。
よかったら連絡ください。



二回目に会った時から一ヶ月近くが経っていた。



きっと彼女か奥さんがいたりしてこんなメールがきたら迷惑なんじゃないかな。





起きたら彼からのメールが届いてますように…

そう祈って眠りにつく。





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歌舞伎町の恋 ©著者:桜井

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