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1章:Ⅰ (1/1)

1章:Ⅰ

ちょうど去年の今頃

出会いは歌舞伎町のラブホテル。

彼はお客さん
私はデリヘル嬢



指名が入ったと言われラブホテルに向かう。大きなバッグを持って歌舞伎町を歩く。


恥じらいもなくラブホテルに入り指定された部屋へ。


コンコン
ガチャッ

「お待たせしま…したぁ」
(カッコイイなぁ…)

いつも通り愛想を振りまく。

カッコイイけど遊び慣れてる感じ。きっと私なんて相手にされないんだろうなぁ。


会話が弾み、時間があっという間に過ぎる。


鏡の前で髪をセットする二人。
鏡に映る二人並んだ姿を見て、なんか不思議な感じがしたのを覚えてる。


「なんか初めて会った気がしないね。」って彼が言う。


二人でホテルを出て歩く。

手を繋いで。


「来週も東京に出張あると思うから、また会ってもらえる?」


「うん。」


「なんかこのまま帰るのは寂しいね。」




一週間後、彼は来ない。


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歌舞伎町の恋 ©著者:桜井

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