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2章:俺んち
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部屋に戻ると紗理奈はグースカ寝ていた
心配なんじゃなかったのかよ
ドスドスという騒音もしなくなっていたので俺も紗理奈の横で眠った
そして朝早くから俺は大家のうちへ
「おはようございます
303号室の田中ですが」
「あら、おはよう
どうしたの?」
大家のおばちゃんはごみをまとめながら俺に聞いた
「あの…、うちの上の階の方なんですが…。夜中に騒音をたてられてしまうので眠れないんですよ
」
「403号室ね?あそこは確か大人しそうな女性のはずなんだけど
どんな音なの?」
「越してきてからほぼ毎日ですよ
ドスドスっと…。足音のような
」
「足音ねぇ…。でも生活してる上で少しの足音はつきものなのよ
」
「え…
」
詳しく説明したが、生活音どうのとかって相手にしてもらえず
出勤時間が迫っていたので
俺はとりあえず諦めて仕事にむかった
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