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8章:マイナスな方向へ (15/15)

「何でそんな心配かけんの?」



「・・・」



「ドラマじゃないんだからさっ、そんな事簡単にやろうとするなよ」



「・・・」



「今日はずっと一緒にいるからさっ。寝室で一緒に寝よう」



「うん・・・」夏樹は泣きながら言った。



「お腹減ってない?」



「ちょっと減ったかも・・・」



「じゃあ弁当買ってくるよ」



「うん、早く帰ってきてね」



「わかった」



近くの弁当屋に到着し、俺は財布の中身を確認した。

510円

この3日間まともに食べてない。


俺は夏樹の好きな唐揚弁当を買った。



腹が減ってないと夏樹に言い訳をし、1つだけの弁当を夏樹に渡した。

夏樹は半分だけ弁当を食べ、捨てようとしたので俺は残りを食べた。

「もっと食べたいなぁ・・・。今まで俺は本当に贅沢をしていたんだなぁ」俺は思った。
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HOSPITAL ©著者:小上晴

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