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7章:three (2/17)

「私が小学校の時、お母さんがお父さんに刺されたんです。」



「刺された?」



「はい」

「お父さんは本当にどうしようも無い男でお母さんが4回目の結婚なんです。ほんと女好きで昔の奥さんに会いに行っては戻って来なくなったり、飲み屋の女とデキちゃったり毎日家にお金も入れないで遊んでる様な人でした。」

「だからお母さん生活の為に自分で小さいお店を開いたんです。スナック?みたいな感じの」



「うん」



「お母さん綺麗だから色んなお客さんがお母さん目当てで来てて結構その店は繁盛してたんです。」

「その代わり私達の面倒は全てお婆ちゃんやお爺ちゃんが見てたんですけどね。」

「お母さんも自分一人で男の人以上に稼いでたしもう自分一人で私達子供の面倒を見て行こうと思ったんでしょうね。その事をお父さんに告げたらお父さん逆ギレしちゃって、ある日お母さんのお店にお客さんがいる前で離婚は絶対にしないって大声で言いに来たんです。」



「うん」



「冷静にお母さんはもう一緒にいれない的な話をしたらお父さんなんて言ったと思います?」

「お前も俺を捨てるのか?そう言ったんですよ。信じられないですよ。自分の事棚において。私達の事一切かまってくれなかったくせに。」

「お母さんはお客さんの事を気遣ってお父さんを外に出そうとした瞬間、お父さんがお母さんをナイフで刺したんです。何度も何度も・・・」



「・・・」



「サバイバルナイフ?って言うもの使って、頭おかしいですよね?」



「それ本当の話だよね?」



「そんな嘘つきませんよ」



「それからどうなったの?」
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HOSPITAL ©著者:小上晴

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