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大久保通りからホテル街へ入る狭い路地。
複数の立ちんぼが俺へ話しかける。
「マッサージ如何ですが?」「お兄さん、ホテル行こう」「安い、安い」
殆どが片言の発音だった。
一人の初老の女が俺の所にやって来た。
「お兄さんここで何してるの?」女は言った。
「え〜何かいい店ない?」俺は言った。
「じゃあ私と遊ばない?おにいさん若いしいい男だから2万でもいい?」
「何すんの?SEXするの?」
「うん、そうだよ」
「20万だったら考えてもいいよ」
「20万?払えるの?お兄さん」
「え、何、もしかして俺が2万おばちゃんに払うって事?」俺は言った。
「そうよ」
「さよなら〜」
「あんなお婆さんに払う客なんているのかよ?」俺は仲間に馬鹿にされながら駅の方へ向かった。
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