ベッドに座るとランジェリー姿の涼子も起き上がって並んで座り…
説明が始まりました。

「私は未来から来たアンドロイドです」

『はぁ』
（この女頭がおかしい）

「私は正常ですが」

涼子の説明によると…
俺は将来政治家になり総理大臣になるらしい
そして…3人の息子が出来て、次男はアメリカ人女性と結婚し
次男夫婦はアメリカに移住し
俺の孫にあたる次男の息子が日系人初のアメリカ大統領になると…

『俺が総理大臣笑わせるな』

そして…
曾孫が世界的な科学者になりアンドロイドとタイムマシーンを開発したと

『日系人の大統領を消すのに、ターミネーターが俺を殺しにでも来るのか』
（映画じゃあるまいし）

「そんな映画みたいな事は無いわ」

俺が若い時に女遊びが上手く出来なかったと
死ぬ時まで後悔してたらしく…
涼子が時代を越えて送り込まれたと

「だから、私は何もかにも貴方のタイプに作られてるのよ」

『だからって美帆と別れさせるようなマネをするのか』

「貴方が妻になる女性と出会うまで、私が恋人として楽しませるようにプログラムされてます」