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9章:泣ける
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つづき
828 名前:水先案名無い人 投稿日:2005/10/31(月) 01:15:10 ID:Fkk6BBzv0
それから9ヶ月がたったころ、マーチから息子たちへ手紙が届いた。
「あつし ゆうき へ
げんきにしてるかな? ぼくは げんきです。
あつし と ゆうき と わかれたあと、ぼくは あたらしいかぞくに であい
ました。
おとうさん と おかあさん と けんたくん の さんにんかぞくです。
ゆうきくんは まだまだ ちいさくて あまえんぼうさん です。
おおきく なったら けんたくんも あつし や ゆうき の ように
やさしいこに なってほしいな。
いつまでも げんきでね。
マーチ」
かわりに読んでいたわたしは、途中で主人に代わってくれといい、
彼もあと少しで涙するところだった。
上の子は、まだたくさん泣いていい年頃なのに泣くのを必死にこらえている。
「悲しくないのにね、何で泣いちゃうんだろうね。」
一生懸命笑おうとしておかしな顔になっている息子を見て、
わたしたちも泣きながら笑った。
下の子はよく分かってないみたいだけど、一緒に笑った。
たった一台の車が、よく出来た夫と優しい息子たちをわたしに与えてくれた。
そして、けんたくんのおかあさんがやさしい贈り物を贈ってくれた。
私は今何気ない日常の中で嬉し涙の味をかみ締めている。
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