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7章:事件。 (2/10)

2人は1回セックスしたところでなんにも変わりゃしなかった。


最大限連絡が来てたから、これ以上増えようもないし。


口先だけの「好き」なら、もう頂いていたので。


心は痛まなかった。


枕営業だっただけだから。
私は「担当とエッチしちゃった♪」ただそれだけで、


彼女がいるかどうかも気にしたことがなかった。


ただ、奈美とはよく、「奈月さんの彼女」を妄想して遊んだ。


「スラっと系美人でー
付き合いは長くてー
同伴アフターに文句もつけなくてー。
いつもニコニコしててー」

「わかぁる!!で、奈月さんも大事にしてんのね、彼女。」

「だってゴネられてウザそうにしてる奈月さんイメージじゃないもんね。」

ある日、笑って彼を見送って玄関に鍵をかけた瞬間に、


私はスラッと系美人じゃないけれど
最初に描いた「奈月さんの彼女像」を
演じてるような気になった。
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「ホストの彼女」 ©著者:美桜

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