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5章:営業。 (8/8)

週2くらいで行って、細く2時間くらい飲むペースだった。
なまじ金も時間もあったから。
1回オーラスしちゃった時、何故か会計が3万にしかならなくて、自分の細さに笑えた。


でも、売り上げを助けてあげたいとかいう気持ちでもなかったから、気にはならなかった。


毎日毎日、昨日は指名が○人来て酔っただのなんだのメールしてきていた彼は、お茶なんか引いてないみたいだったし。

謎に私が行く日は被らなかったけど、彼の性格上それはただの偶然だろう。

私とゆっくり話すためとかではなかったと思う。

私も気分で行ってたからね。


ある日、その指名本数メールが自慢みたいに聞こえて可笑しかったから、嫌味を言ってみた。
鈍感だから、わからなかったろうけど。
しかも私はこの時点で、彼が鈍感だってことすら知らなかった。
ひたすら仕事ができる人って印象が変わらないままで、彼のことを全然知らなかったし、多分知る気もなかったんだろうね。


「そっかぁ〜奈月くん優しいから、会いたい人たくさんいるんだね☆」


なんて。


そこから変わった。
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「ホストの彼女」 ©著者:美桜

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