雅幸の焦った顔を見ると何も言えずに車から降りて走り去るテールランプを見て…
ブラブラと海岸を歩いて
サーファー達が居た場所に行くと、サーフィンしてるのひ１人だけで砂浜に座りながら見てました。
少しして…
サーファーが海から上がって来ると、
亜梨紗のタイプのロン毛なイケメンでは有りませんでしたが
笑顔が可愛い小柄な男性でした

「寒く無いの」

『スーツ着てますから平気です』

「へぇ〜」

『さっき男性と一緒に着ましたよね』

「うん」

『仲間達と綺麗な女性だなって話してたんですよ』

「ありがとう」

『男性は彼氏ですか』

雅幸の事を彼氏とは言えずに…
会社の上司と言ってしまい
慰安旅行で下田に着たと教えてました。

『OLさんなんだ』

「そ、そうよ」

『OLに見えないですねモデルかタレントだと思いましたよ』

「よくケバいって言われてのよ」