昼頃…
リビングから笑い声が聞こえて来て、
亜梨紗は目を覚め
耳を澄ませて会話を聞いてると…
雅幸の声も聞こえて来て

慌ててリビングへ…
裸のまま雅幸に抱き付き、

「帰ろうよ」

泣き出す亜梨紗の姿は…
ススキノで可憐に振る舞う人気ホステスの面影は無く10代の小娘のようでした。

そして…
亜梨紗のプライドをズタズタにされる真実を聞かされる事に

『俺達はAV男優仲間なんだよだから、いい女を見つけたらねみんなで味見するのさ』

『ジュースを回し飲みする感じだよ』

亜梨紗の他にも何十人も穴兄弟になった女が居るらしく、

『AVデビューして貰えないかな』

「絶体に嫌」

AVデビューに関しては、息子の事が有るからか
雅幸も賛成はせずに、

『亜梨紗が嫌なら無理しなくていいよ』

『おい雅幸、話しが違うぞ』

最初はデビューさせる予定で亜梨紗を連れて上京したのですが…
雅幸は亜梨紗を愛してるのか
情が沸いたのか

『健太郎慌てるなよ』

デビューの話しは検討してと言われて、

「貴方達は変よ」