賢一が迎えに来てくれparty会場のホテルへ…

ピンクのスーツを着て賢一の後ろを歩き、何人もの社長達を紹介され名刺交換を

『アンジェリーナの亜梨紗か噂は聞いてるよ』

『店に行かせて貰うよ』

何人か手応えの有るVIPが居ました。

すると…

『オヤジを紹介するよ』

「いいですよ賢一ｻﾝの彼女でも無いのに…遠慮しますよ」

『将馬君と美里の事も有るし紹介しとくよ』

「えっ」

『オヤジ』

久々に何度も抱かれた山下清志と対面して、他人行儀な挨拶を交わし、

『チョット、オヤジと話しててよ』

賢一はトイレへ…

『何でお前がここに居るんだしかも賢一の同伴者で』

真耶は経緯を説明し

『まさか賢一を騙すつもりじゃないだろ〜な』

「騙す真耶が」

『まさか寝て無いだろ〜な』

「関係無いでしょ」

桑野の事も有り不機嫌な真耶に火に油をそぞくような言葉です。
賢一がトイレから戻りとムカついてプンプンした表情から笑顔に変わり

「失礼しま〜す」

賢一はpartyのような雰囲気は苦手らしく、ホテルの最上階のラウンドで飲まないかと言われて、

「お酒は飲めないでしょ」