55章:浮気現場を発見 (3/4)

合鍵でドアを開けると狭い玄関には女性の靴が

(女を連れ込んでるの)

亜梨紗は怒り
寝室のドアを開けると…
愛し合うつもりだったパイプベッドに真っ黒い髪をした女性と雅幸が寝てました

「起きなさいよ何してるのよ」

雅幸は寝ぼけ眼で…

『んっ、亜梨紗っ』

「誰よその女は」

『何うるさいわね〜』

雅幸の横で寝ていた女も目が覚め、

『マー君誰よ、この女は』

「あんたこそ誰よ」

『待てよ亜梨紗』

『私は元妻よあんたは誰よ』

「私は雅幸の女よ」

『へ〜相変わらずゲバくてイヤらしい女が好きなのね』

『お前は黙ってろ』
(まさか、こんなに朝早くに来るとはな)

ベッドの中の2人は裸の様子で、女は甘えて雅幸の背中にしがみついて行き、

『邪魔だから帰りなさいよ』

亜梨紗はムカつき布団に向かって合鍵を投げ付け

「帰るわ」

『亜梨紗ぁぁぁ待てよ』

『あんなケバいの、構わないでセックスしましょ〜』


ボロアパートから帰って行き、雅幸から何度も電話が来ましたが…
着信拒否し出ませんでした