52章:貴方の為なら (3/4)

闇金の利子はトイチらしく…

「えっ10日で50万も利子が付くの」

『俺も知らなかったんだ』

利息を聞かずに保証人になってしまったらしく後悔してる桑野です。

『俺が悪いんだよ』

「恋人を抱かせれとか言ったけど…何」

闇金の社長が、桑野と亜梨紗が一緒な所を何回か目撃したらしく、関係を聞かれて恋人と言ってしまったようで、
利子の変わりに亜梨紗を抱かせろと言って来たみたいです。

「えっ」

『愛してるから無理だって断ったんだよ10日に1晩、亜梨紗を抱かせる訳には行かないからな』

「でも…10日で50万はキツいよね亜梨紗が誰かに借りてみるよ」
(ママか島田社長に頼もうかな)

『愛してる女に借金させる訳には行かないよ1年位、マグロ船に乗って返済するさ』

「逢えなくなるの嫌っ」

亜梨紗は桑野に抱き付きマスカラが取れるほど大泣きし

『頑張るから我慢してくれよ』

「雅幸が平気なら…闇金に抱かれてもいいよ」

『ダメだよ亜梨紗を他の男に抱かせるなんて出来ないよ』

2人は、しばらく話し合いをし…