…Monday…

定山渓から帰って昼寝をして…
身も心も大満足で出勤すると、恒例のミーティングでした。

『新しい子を紹介するわ』

ママから今日から入店する圭織を紹介され、

『亜梨紗ｻﾝ、ヨロシクね』
(この女がＮｏ．1なら簡単に抜けるわエロいフェロモンだけの女じゃない)

お高く止まった感じで、銀座のクラブで働いてた経歴も有る垢抜けした感じの圭織が挨拶し、

「こちらこそ」
(メリハリの無い体ね〜細いだけじゃん)

ファーストコンタクトから仲良く出来る雰囲気の2人では有りません

『亜梨紗ｻﾝは何歳私は28です』

「私は25です」
(年下か)

実年齢は31の亜梨紗ですがススキノでは6歳もサバを読み、25の設定なので年下の生意気そうな女に敬語を使わないとならない亜梨紗です。

『若いのね〜私と同じか？上かと思ったわ』

圭織は亜梨紗を意識しながら仕事をしてましたが、
亜梨紗は、そんな事よりも火曜…水曜日と桑野から連絡が無いのが気になってました。