34章:色々な思惑 (3/3)

…Sunday…
12：00

将馬は真耶の寝室に来て、今から彼女を迎えに地下鉄駅まで行くからと起こされ、
色々と考えてて朝方まで寝れなかった真耶は飛び起き

「姉として逢えばいいのよね」

『当たり前だろ』

そして30分後…

『初めまして山下美里です』

「姉の真耶です、ヨロシクね」

『実物は雑誌より綺麗でビックリです』

美里の顔を見ると、お祭りの時に山下と一緒に居た娘だと思い、

「山下さんって父親は山下建設のかな」

『はい山下清志です』

「あっそ〜」
(なんで、山下の娘と付き合うのよ)

軽く挨拶をして2人は将馬の部屋へ…

この事を山下に伝えた方がいいか
悩んで山下に電話をしましたが出ません。

「忙しいのかなメールしとこ〜」

【電話して】

山下に久し振りにメールをし連絡を待ちましたが、
いつもなら、すぐに連絡が来たのに、
関係が終わったからなのか
携帯のサブ画面に【山下パパ】の文字が光りません。

そのうち連絡が来ると思い夕方に2人を連れて焼肉を食べてから、美里がプリクラをしたいと言い出したので3人でゲーセンに行き楽しく遊びました。