31章:出会い (2/2)

ススキノの街を覚えてるのと顔を売るのに、たまに飲み歩いてるらしく、亜梨紗の噂を聞いて来店したと、

「ありがとう」

亜梨紗は何か桑野は初めて逢った気がしなく、凄く親しみやすく話しやすい男性でした

『通うからさ頼みが有るんだ』

「何ですか」

人気ホステスは美味しい店を色々と知ってるので連れて行ってくれないかと言われて、

「同伴して貰えるなら行けますよ」

『頼むよでも…』

「何ですか」

『亜梨紗ﾁｬﾝに逢いたく通って開店資金が無くならないように気をつけなきゃ』

「和食なんですか」

『まな板の上で魚をさばくのが得意だよ亜梨紗ﾁｬﾝならベッドの上でさばいてみたいな』

「いきなりエロトークですか」

久し振りに気を使わずに、お客様と会話し2人は意気投合し
VIP専用に渡す、裏側に手書きでアドレスと携帯番号を書いた名刺を渡しました。

『いいの』

「特別ですよ初めてのお客様には、こっちを渡すんですから」

裏側に何も書いて無い名刺を見せて、

『光栄だな〜』

ニコニコし桑野は帰りました。