28章:新しいパパは、どっちがいいかな (2/3)

『亜梨紗にはパパって呼んで貰いたいな』

「パパって愛人になれって事ですか」

『賢い女だますます気に入った』

「愛人なんて経験無いから先生を喜ばせれませんよ」

武山は回りくどい言い方は嫌いらしく、

『月に30でどうだいや50出す』

「先生みたいなdandyな方はタイプですけど…」

『時々ボーナスも出すし海外にも連れて行くからなってくれ』

「だって〜先生みたいな超有名人の愛人して雑誌に載ったら亜梨紗はお嫁に行けなくなっちゃうし」

『大丈夫だワシと逢う時は同じホテルに亜梨紗の部屋も取るからバレない』

「まだ先生と2回しか、ご一緒して無いから怖いですよ」
(こんなジジィの舐めたく無いし舐められ無くなからでも…お金は魅力だわ)

武山は手応えを感じたのか
慌ててたのが冷静になり、

『前向きに考えてくれ』

「はい」

するとVIPルームのドアがコンコンとノックされマネージャーが来て、

『武山先生、亜梨紗さんに指名が入ったので、よろしいでしょうか』

『人気ホステスを独占したら悪いな』

「ゴメンね…もっと一緒に居たかったのに」
(やっと開放だ)

染みだらけなシワシワな武山のホッペにチューをし、亜梨紗は席を移り武山も帰りました。