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16章:デート (2/9)

「悦子、今日はどこかに食べにいくか?」


安藤は、仕事から帰ってくるなり、悦子にそう言った。


『どうしたのよ、急に。』

安藤が外食に誘うことなんて今までになかったことだったので、悦子は不思議に思っていた。


「たまには外で食事したっていいだろ?何食いたい?」

安藤は、少し不機嫌そうに言った。


『急に言われても・・・あ、ちょっと待って!』


悦子はそう言って携帯を手にとった。


ボタンをおして、かけた先はやっぱりアカネだった。


『もしもし?アカネ?今から食事に行くから、敦也と用意して待ってて!それと、私達が到着するまでに何を食べるか決めておくこと!いいわね!?』


「えっ・・・ちょっ・・・待って、悦子さっ・・・」

ガチャ・・・

ツーツーツー・・・


悦子に一方的に電話を切られたアカネは、


「一体何なの・・・?」

と言いながらも、しぶしぶ出かける準備を始めた。


敦也も、せっかくスウェットに着替えてくつろいだばかりだったので、やれやれとため息をついた。

それでも、やっぱり悦子に頭の上がらない二人は、素早く準備をすませ、何を食べるか話し合っていた。
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浮気調査員悦子(エツコ) ©著者:ポチャ子

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