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10章:亀山商事株式会社 (2/10)

三流会社だった亀山商事株式会社も、今では一流企業の仲間入りを果たしていた。

それもこれも、全て悦子のアイディアのたまものだった。

しかし、会社が大きくなればなるほど、人手が必要になってくるし、探偵と両立させることが難しくなってきていた。


アカネも、一般業務としていろんな取り引きをしに行ったり、会社の商品の説明会を開いたりもしていたが、探偵の方もしながらだったので疲れがたまっていた。

「悦子さん、新しい人入れません?探偵と会社と分けなきゃやってけないですよ。」

アカネは、ぐったりしながら悦子に言った。


『そうなんだけどね・・・。新しい人をたくさん入れるってことは、それだけリスクがあるのよね。』


悦子は困ったように言った。

「どんなリスクですか?」

『秘密が漏れやすくなるでしょ?今までこの会社が探偵も一般業務もやってこれたのは、みんなもともとは探偵志望だったからよ。それを、何も知らない新人をたくさん入れると、この会社が探偵もしているという秘密が外部に漏れて、カムフラージュとしての機能が果たせなくなるでしょう?』


悦子は、それを心配していた。
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浮気調査員悦子(エツコ) ©著者:ポチャ子

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