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7章:プロポーズ (2/5)

『アカネって、あたしのこと何でもわかってるわよね。』

ふぅ、とため息をついて、悦子はアカネから目をそらし、遠くのビルを見つめた。

「え?そんなことないと思いますけど。」


アカネは、わけがわからないという感じだった。

『コーヒーだって冷ましておいてくれるし、あたしがそのへんに置いといた鍵も、いつも困らないように電話の横に置いていてくれるじゃない?』


今日の悦子さんはどこかおかしい・・・

そう思いながらアカネは、

「そんなの、毎日一緒にいればわかりますよ。」

と言った。

『あんたが男だったらなぁって、いつも思うわ・・・』


「え?悦子さん・・・?」

『あんたが男だったら、あたし結婚してもいいんだけど。』


突然変なことを言い出す悦子に、アカネは言葉を返せなかった。


ベランダは冷たい風が吹き、アカネは両腕をかかえてカタカタと震えた。


『おいで、アカネ。』

悦子の怪しいくらい優しい声に誘われて、アカネは悦子の方へ近づいて行った。


すると、悦子はギュッと後ろからアカネを抱き締めた。
『まだ寒い?』

悦子は低い声でアカネに囁いた。
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浮気調査員悦子(エツコ) ©著者:ポチャ子

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