ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

6章:人探し3 (2/15)

アカネが紅茶を入れて戻ってくると、悦子がアカネのパソコンをいじっていた。

「ちょっと!何してるんですかっ!」

アカネは慌ててパソコンの所へかけよった。

『これでよし!できたわよ。』


悦子はアカネが紅茶を入れにいってるわずか5分の間に、残りの報告書を仕上げてしまった。


「どうやって・・・?」


驚いて完璧な報告書を見るアカネに、


『あんたがとろいだけなのよ。』

と悦子は言った。


アカネは悦子の言い方にはいつも腹が立つのだが、悦子には頭が上がらなかった。
アカネが何時間もかかることを、悦子は数分でやってしまうことが度々あったからだった。


『で?これ、いつ渡すの?』

悦子は紅茶をふぅふぅと冷ましながら言った。

「明日リョウヤさんが休みらしいんで、ここに取りに来てもらうことにしました。」

『あら、そう。』

悦子はちょっとつまんなそうに言った。


「ひょっとして、悦子さん・・・ホストクラブに遊びに行きたかったんじゃ・・・?」

『だって、この依頼が終わってしまったら、もうあのホストクラブへは行かなくなると思うと・・・』

悦子はさみしそうに言った。
当然アカネはそんな悦子を無視。
52 /214

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

浮気調査員悦子(エツコ) ©著者:ポチャ子

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.