ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:人探し (11/11)

当然パトカーは追ってきた。


それでも、悦子は止まろうとしなかった。

車と車の間をすりぬけ、時速160キロでカーチェイス。


パトカーも負けじと悦子の車の後をついてきた。


《赤い車!止まりなさい!》


『ばっかじゃないの?止まりなさいって言われて止まるバカがどこにいるっていうのよ・・・』


悦子はそうつぶやきながら、アクセルをベタ踏みした。



と、目の前に、路肩に横転している観光バスと大型トラックがいた。


事故が起きたばかりなようで、まだ救急車もパトカーも到着していないようだった。


バスもトラックも窓ガラスがほとんど割れていて、怪我人が多数いるだろうことは、状況からみて明らかだった。


悦子はその事故現場の横を猛スピードですりぬけていった。


パトカーは、その事故現場に止まったようで、もう悦子を追ってはこなかった。


悦子はほっとして、会社へと向かった。


38 /214

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

浮気調査員悦子(エツコ) ©著者:ポチャ子

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.