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4章:独占欲 (1/9)

4章:独占欲

それからは何度も彼女を呼び出し、その小さな体を弄ぶ。


そっと声をかけ、彼女を誘うのには毎回スリルを感じた。


いつか、誰かに分かってしまうんじゃないか…という不安と恐怖も、もちろんあった。


だが、同時に彼女自ら誰かに助けを求める事はきっとないだろう、という自信は常に僕の頭の中にあった。


僕に辱しめを受ければ受ける程、彼女の体は激しく快楽に飲み込まれ、ずっぷりとその深い闇に飛び込んでしまう。


抱かれれば抱かれる程、僕の事を求めずにはいられない体になっていったようだった。



馬鹿な子。

でも、最高に可愛くて哀れな子。

僕は毎日毎日、次は彼女をどうやっていたぶってやろうか、そんな事ばかり考えていた。


いつしかその考えは、異常な位の独占欲となって僕の脳裏に染み付き始めていた。



かわいい、かわいい、僕のみみちゃん。


君は僕のものだ。

誰にも渡さない……
















彼女の目が一瞬、輝いたようにも見えたのは、あの教師がやって来た時だった。


羽田。


彼は保健体育を担当する事になった、新任の教師だった。





そう…

あれは体育館での出来事だった。



僕はザワサワと入って来る生徒逹の列の中、小さな彼女の後ろ姿を目で追っていた。


彼女の長い髪は、すぐに分かる程柔らかげで綺麗なんだ。



その細い髪を僕の太い指に絡ませて引っ張る。


女の子の優しい香りを鼻いっぱいに吸い込みながら、小さな尻に腰を打ち付け悶える。


たまらない快楽が線のように脳まで突き上げ、涙で頬を濡らしながら必死にシーツにしがみつく彼女の表情を食い入る様に見つめる。


ああ…


僕と彼女は、毎回毎回そんな事をして遊んでいるんだ…



思い出すだけで鼻の奥が熱くなる。






退屈な校長の話が終わると、男女二人の新任教師が上がってくる。

一人は30代半ばだろうか。

小綺麗な女だ。


もう一人はガッチリとした筋肉質の、これまた中々いい男だった。
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