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4章:独占欲
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4章:独占欲
それからは何度も彼女を呼び出し、その小さな体を弄ぶ。
そっと声をかけ、彼女を誘うのには毎回スリルを感じた。
いつか、誰かに分かってしまうんじゃないか…という不安と恐怖も、もちろんあった。
だが、同時に彼女自ら誰かに助けを求める事はきっとないだろう、という自信は常に僕の頭の中にあった。
僕に辱しめを受ければ受ける程、彼女の体は激しく快楽に飲み込まれ、ずっぷりとその深い闇に飛び込んでしまう。
抱かれれば抱かれる程、僕の事を求めずにはいられない体になっていったようだった。
馬鹿な子。
でも、最高に可愛くて哀れな子。
僕は毎日毎日、次は彼女をどうやっていたぶってやろうか、そんな事ばかり考えていた。
いつしかその考えは、異常な位の独占欲となって僕の脳裏に染み付き始めていた。
かわいい、かわいい、僕のみみちゃん。
君は僕のものだ。
誰にも渡さない……
彼女の目が一瞬、輝いたようにも見えたのは、あの教師がやって来た時だった。
羽田。
彼は保健体育を担当する事になった、新任の教師だった。
そう…
あれは体育館での出来事だった。
僕はザワサワと入って来る生徒逹の列の中、小さな彼女の後ろ姿を目で追っていた。
彼女の長い髪は、すぐに分かる程柔らかげで綺麗なんだ。
その細い髪を僕の太い指に絡ませて引っ張る。
女の子の優しい香りを鼻いっぱいに吸い込みながら、小さな尻に腰を打ち付け悶える。
たまらない快楽が線のように脳まで突き上げ、涙で頬を濡らしながら必死にシーツにしがみつく彼女の表情を食い入る様に見つめる。
ああ…
僕と彼女は、毎回毎回そんな事をして遊んでいるんだ…
思い出すだけで鼻の奥が熱くなる。
退屈な校長の話が終わると、男女二人の新任教師が上がってくる。
一人は30代半ばだろうか。
小綺麗な女だ。
もう一人はガッチリとした筋肉質の、これまた中々いい男だった。
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