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11章:ゴメンな好きで (25/25)

「…気、済んだか?」

敬浩が冷たく呟く。

俺は何も答えられない。

「お前どうしちゃったんだよ…なんかおかしいよ。なんで泣いてる?」

それは敬浩が好きだから。

言いかけた言葉を飲み込む俺は臆病な男だ。

もう遅いのに、敬浩に軽蔑されたくない気持ちが邪魔をする。

苦しいよ。

ただ好きなだけなのに、素直に伝えられない想い。

俺は取り返しのつかない罪を犯した。
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壊れた欲望 ©著者:桜花

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