1章:導火線 (2/19)

「将吉ぃ…も…疲れたよぉ…。」

不細工な女がソファに座る俺の股間に顔を埋めつつ、上目遣いで見上げた。

「るせぇよ、黙って続けろ。」

興味なさそうに煙草の煙を吐きテレビを見たまま呟く俺に、女は溜め息をつく。

（俺のモノしゃぶらせてもらえるだけで喜んでろよ。）

女の髪を掴み頭を上下させてやると、ジュポジュポと卑猥な音が響いた。

「ンッ…将吉…苦し…！」

喉の奥まで突き刺すと、女は俺から離れた。