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3章:吉井君
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吉井: はぁっはぁっ
吉井の呼吸が荒くなる。
みみは振り向き吉井の顔を見る。
額に汗をうかべて息を切らす吉井。
なんだか胸が熱くなった。
みみ: よしいくぅんっ!!みみっもおっ…!!いっちゃううっ!
吉井: オラオラオラッ、いいかっ!?
吉井の攻め立てるような強い口ぶりに、みみは激しく興奮し思いきり自ら腰を突きだし、振った。
みみ: ひゃあっ、だめええっ!!ああああああああっ!あ…
ビクビクと尻を痙攣させ、上半身をベッドに倒した。
吉井もすぐにペ〇スを抜き、痙攣している尻に精液をかける。
みみ: ふあっ…!
熱い精液がみみの太ももを伝い、トロトロと流れて来る。
吉井: はぁっ、はぁっ…
しばらく沈黙が続いたが、吉井は何も言わず部屋を出ていった。
みみはぼぅっとベッドの上で寝そべっていた。
少しすると、バスタオルで頭を豪快に拭きながら吉井が部屋に入ってきた。
みみはとっさに布団で体を隠す。
吉井は頭を拭きながらドカッと床に座った。
おそるおそる布団をめくり、様子をうかがう。
みみは男らしく筋肉の付いたたくましいその背中を、そっと見つめた。
吉井: 絶対にもうアイツと会うな
みみ: えっ…
静かな口調でつぶやく吉井。
みみは顔を上げて背中に問いかけた。
吉井: 分かったか!!
みみ: ……うん
みみはなんだか、胸が切なくなった。
リモコンを取りテレビのスイッチを入れる。
じっと画面を見ているその吉井の背中は、なんだか悲しそうにも見えた。
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