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2章:今田先生
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2章:今田先生
何してる!!
コンビニの自動ドアを出て、目の前の信号待ちをしようとした時だった。
大きな声で、誰かに呼び掛けられた。
おそるおそる振り替えると、日本史の今田が立っていた。
みみ: えっ……
今田: えっ、じゃないだろう!今、何をした?
みみ: ………
今田: とにかく、こっちに来なさい
今田はみみの手を引き、コンビニ脇の駐車場まで引っ張った。
今田: 先生、見たんだぞ?
みみ: なっ……何をですかっ
今田: ごまかしても無駄だよ。みせてごらん?
今田が目の前に手を差し出す。
みみ: ………
今田: …わかった、じゃあ一緒に謝りに行こうか
みみはうつむく。
今田は手を取り、歩き出そうとした。
みみ: いやっ!!
みみは手を振りほどく。
今田はバッと振り返り、みみを睨み付けた。
今田: じゃあ、乗りなさい!ゆっくり話しよう
みみはためらったが、ここでコンビニに戻るわけにはいかなかった。
助手席に乗り込むと、みみはうつむきじっとした。
今田: 何を盗ったか、見せてごらん?
みみ: …えっとぉ……
今田: 言い訳はいいから!!
今田は急にハンドルを叩き、声を荒げた。
みみはビクッと肩をすくませた。
今田: 見せてごらん?誰にも言わないから…
気持ち悪いぐらいに優しい声で、今田はみみを諭す。
みみは黙って鞄から、小さなピンクの包みを出した。
生理用のナプキンだった。
今田: そっか、そうだよね、恥ずかしいよねぇ…?
みみ: 今田先生っ、誰にも…言わないでくださいッ
今田は横目でちらりとみみを見て続けた。
今田: ん〜、万引きはなぁ…まずいよなぁ…
今田はわざとらしく考えるふりをする。
みみは泣き出した。
今田: 泣いたってしょうがないじゃないの…!
みみ: ごめんなさいっ!
みみは顔を両手で覆う。
今田: みみちゃん?
みみは顔を上げて今田の方を見る。下の名前で呼ばれるなんて、なんだかおかしい。
ジロリと全身を舐め回すように見てから言った。
今田: もし、この事お母さんに知られたら…あんなに大きい会社じゃ、やってけないんじゃないの?
嫌な予感がする…
みみは冷や汗が吹き出した。
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