154章:上を目指せ (2/2)

店長
『平均5ですか…』


俺
『店長お願いします。ミチコさんもお願いして』


店長
『とりあえずは1ヶ月付けますんでどうでしょう？』



10対0の勝負にこだわってなかったんで快諾した。





面接が終わりミチコを駅まで送った後、お礼の意味も込め店長に電話した。



俺
『さきほどは有難うございました。無理聞いてもらってスミマセンね』


店長
『苦渋の決断でした笑』


俺
『無理なら無理で良かったんですよ〜』




そんな事はなくあそこまで行ったら必ず店長を追い込んで言質を取るつもりだったが、いけしゃあしゃあと宣ってやった。




店長
『ミチコさんルックスもさる事ながら媒体が全開だったでしょ。うちの店媒体NGの子多いんで逆に助かったかもしれませんね。
まぁ上の人間も保証に関しては了解してくれると思います』





上…





コイツ(店長)は店の運営に関してそこまで権限ねえんだな。もう少ししたら上の人間の糸を手繰(たぐ)ってやろうと思った。