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144章:俺vs店長
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応募用紙に目をやりながら
店長
『未経験なんですね』
俺
『えぇ、そうなんですよ。キャバは経験あるんですけど風俗は未経験なんすよ。ねえモエちゃん?』
モエコは緊張した面持ちで『はい』
店長
『キャバはどのくらい働いてたの?』
バリバリの体入(体験入店)キラー モエコだったが
俺
『歌舞伎町のキャバクラ・クリュッグで8ヶ月くらい働いてました』
店長
『クリュッグいたんだ〜あそこ有名な店だよね』
歌舞伎町でも一流店の部類に入る店をさりげなくアピっておいた。
俺
『だけど指名そこそこ取ってたんですけど、客から口説かれまくってなんか疲れちゃったみたいなんですよ。あん時は大変だったねモエちゃん?』
モエコ
『大変…でした』
店長
『指名取ってたんだ〜』
俺
『見た目は派手なんすけど結構モエちゃん頑張り屋なんですよね』
ロイホの採用基準ルックスにおいてモエコは全然合格ラインだったんで、俺はモエコの内面を強調するような面接に重きを置くだけで良かった。
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