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7章:涼しさが増して (1/4)

7章:涼しさが増して

 支社はドタバタしていた。
 会社の中がうるさい訳ではなくて、正確に言うと、社員の心の中がドタバタしている感じだった。
 ツバサちゃんは涼しい顔して、それを見てられたが。

 ナガちゃんは学祭も終わり、普段の授業にはなっていたが、就活の方は、相変わらず音沙汰無いのが続いていた。
「こっちの住所じゃなくて、実家の住所にしても、エントリーも出来ないよー!」
氷河期と言われるのは、伊達ではないようだった。
 高校の後輩たちも同じだと話していた。
「バイトしか出来ないのかなー…」
まだ卒業まで1年以上あるのに、同級生全体がそんな感じで焦り出してて、ナガちゃんも釣られてかなり焦り出していた。
「そんな焦らなくても、ガーはやっとバイト出来るようになったばかりなんだから!」
そう言って、私は慰めた。
「バイトもだけど、家事も出来るようになったんだから、見つかればいいや!くらいで思っておけば良いよ!」
とも言っておいた。
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まるでダメ男2 ©著者:よしひろ

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