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170章:女性間の問題
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170章:女性間の問題
ツバサちゃんがラウンジで働いている事が問題になったのなら、自業自得で片付けられるが、自分と2人でいたところがなので、切り捨てるという訳にはいかなかった。
さらに次の日になると、女性陣での露骨なイジメが出てきたようだった。
専務には問題起こすなと釘を刺されているし、ましてやそれを言っても切り捨てろと言われるだろうし、支社長は日和見主義だから解決してくれそうにないし、いい考えが浮かばなかった。しかし、私の問題ではないのでと放って置く時間もないのはわかっていた。
子供のイジメではないが、私が内密に直接お局に話そうとツバサちゃんに提案した。
ツバサちゃんもしばらく考えたようだが、辞めるので無ければ、それしかないと思ってくれたようだった。
お局とその序列2,3番手に会議室に来てもらった。
私の言い訳はこうであった。
自分の遠い親戚にあたり(実際、徳永姓の親戚がいるので)、親戚間の話をしていたので何ら噂されるような事ではないと話した。そして、私は福岡でもそういう慣習が根強く残っている地域の出身なので、そういう親戚事を話していたと伝えた。
それ以上、イジメをやめてくれなどを話すと女性間のややこしい問題になると思ったので、話すのはそこまでにしておいた。
そして、ツバサちゃんには親戚と言う話しにしておいた事を伝えた。
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