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167章:支社で仕事開始 (1/19)

167章:支社で仕事開始

 4月1日を迎え、支社へ初出勤した。私のデスクは支社長に次ぐような場所にあり、しかしあまり責任を取らされなさそうな仕事ばかりだった。昼食は支社長に連れられ、近くの高級寿司店に連れて行かれ、まるで接待されているようだった。
 仕事を終えると(何もしなかった気分だが)、歓迎会を近くのもつ鍋屋で行われた。しかし、ここでも女子社員に囲まれて、まるで接待のようだった。そして、女子社員の何人かは誘うような感じがあったが、専務のトラブル起こすなよの忠告で誘いは受けなかった。
 あまりの私への接待の感じから、支社に何かあるのかと思い、次の日から帳簿などを精査したが特におかしそうなところはなかった。
 そして何日か経っても、やはり専務に言われた通りお客さま扱いの暇なポストだった。
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まるでダメ男 ©著者:よしひろ

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