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163章:グアムへGo
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163章:グアムへGo
あっと言う間にグアムへ行く日が近づいてきた。会社では引き継ぎもほぼ完了したのでお気楽でいられたが専務にキョウコちゃんのいる店に度々お供させられた。(社長にも他の店にお供させられたが)
サトちゃんはさらに私の地雷を踏んで、連絡しなくなっていた。
そして当日が来た。
ナガちゃんを家に迎えに行き、羽田に向かった。
「ヒロくん、今日はドキドキです!」とナガちゃんいつもと違って緊張からか他人行儀に言ってきた。
「ガー何か堅いよ!」と私が言うと、
「だってー、彼氏と海外なんて漫画の世界だよ!私には!」とその声も緊張している声だった。なので私は忘れ物が心配になり、
「ガーパスポートちゃんと持ってる?」と聞くと荷物を開けて、
「持ってるー!」と何か危なっかしかった。
「ヒロくんチューして、落ち着くから!」と言うので、軽くキスすると、
「足も触ってて!」と緊張が凄かった。
なので足じゃなくて、手を繋いだまま運転するとナガちゃんの緊張も少しずつ取れてきた。
「昨日、そんな事なかったじゃん!」と前日もナガちゃんと会ってたので言うと、
「急に緊張してきたの!」とナガちゃん緊張しーか?と私に思わせた。まぁ羽田に着く頃には大丈夫になったが。
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