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126章:中洲を通って
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126章:中洲を通って
繁華街を歩いて行くと、「どこ連れて行ってくれるんですかー?」と聞いてきたので、「中洲らしいB級グルメのお店!」と言ってる内に店に着いた。外で待っている人がいたので、「これくらいだったら少し待てば入れるよ。」と言って二人で少し待った。
10分も待たずに店に通され、予想通り座敷席だったのでサトちゃんは、「すごい、常連みたい!」と言いながら、店の中をキョロキョロ見回していた。
「飲み物は何にします?」と店員に聞かれたので、自分は「生で!」と言うと、サトちゃんも、「私も同じで!」と言った。ジョッキが運ばれてくると改めて注文を聞かれたので、サトちゃんに「勝手に頼んじゃていい?」と聞くと頷いてくれたので、「餃子4人前と酢モツと胡麻鯖で!」と頼んだ。「すごーい、常連みたいに頼みますねー!」と言うので、「好物ばっかりなんだけど、こっち出身の奴に言ったら、酢モツと胡麻鯖はお通しでしょう?と馬鹿にされたよ!」と頭を掻いた。乾杯して食事をすると「美味しい、美味しい!」と連呼していた。
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