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104章:レストランで (1/1)

104章:レストランで

 いつものようにラブホに行った後お腹が空いたので、サトちゃんに「お腹空かない?近くによく行くレストランあるんだけど?」と言うと「お腹空きました、そこ連れて行ってください」と言ってくれたので、そのレストランに向かった。「そこはハンバーグがオススメかな?」って言うと「じゃあ、ハンバーグ好きなのでハンバーグにします!」って答えてくれたので、「まぁ着いたらメニュー見て決めて!」って言いながらレストランに着いた。
 レストランに入るとテーブル席が一杯だったので、「カウンターでもいい?」と聞くと「いいですよ!」と答えてくれたのでカウンターに座った。
 メニューを見てもサトちゃんは「ハンバーグで!」と言ったので、ハンバーグを二つ注文した。
 待ってる間相変わらずサトちゃんは手を見てたので、「気にいってくれた?」と聞くと「はいッ!」と笑顔で答えてくれた。
 そんなこんなでハンバーグが届いたので食べだすと、サトちゃんが「美味しい!」と言ったのでカウンターの中のマスターが「ありがとうございます!」と笑顔で頭を下げてくれた。
 しばらく会話をしながら食べ進めているとサトちゃんが指をツンツンしてきて、隣を指差したので横を向くと、会社の先輩がニヤニヤと横に座っていた。挨拶をすると、「気にしないで」と言ってくれたが、私は気になって食事の味もしなくなった。
 そこから会話が少なくなり、食事を終えると先輩に挨拶して、いそいそと店を出た。
 車に戻ると「わーっ、びっくりしたー!」と私が言うと、「先輩ニヤニヤしてたけど、よく合うの?」とサトちゃんが聞いてきたので、「あの店、社員御用達みたいなもんだから!」と答えたので、「地元だから見られちゃうねー!」とサトちゃんは笑っていた。そしてサトちゃんを送って行った。
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まるでダメ男 ©著者:よしひろ

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