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7章:「オレの名は、」 運命。 (1/8)

7章:「オレの名は、」 運命。

   ホテルの一室

 ケーコと真鍋は、お互いの再会を肌で確め合った。

 ベッドに寝そべる二人。


ケーコ「あの客大丈夫かな?」

真鍋「生きてるから大丈夫だよ。」

ケーコ「でも……。」

真鍋「あーゆうオッサンは、会社での立場もあるから、キャバ嬢と口論になって刺されたって事が、公になるのを嫌がるから、警察に行く事は無いよ。」

ケーコ「そーかなぁ?」


 少し前から、ケーコのケータイがずっと鳴っている。


真鍋「ケータイ鳴ってるよ。」

ケーコ「うん、いーの。」

真鍋「ふーん。」


 素っ気ない真鍋。


ケーコ「気にならないの?」

真鍋「別に…。どーせ客だろ?逆に出ないと仕事に響くから、出た方がいいよ。」

ケーコ「ありがと。」


 ケーコはベッドの横にあるソファーに腰掛け、ケータイに出る。


ケーコ「………うん、ごめん。………違うよ。お店の友達の家。……本当だよ。………うん。昼には帰るから。………わかってる。……じゃ。」


 ケータイを切る。
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『回収屋』〜光と影〜 ©著者:奈義

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