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7章:「オレの名は、」 運命。 (2/8)

 ケーコはため息をしてベッドへ戻る。

 ベッドに寝たままでタバコを吸う真鍋。


真鍋「…彼氏にウソついて大丈夫?」

ケーコ「…違うよ。」

真鍋「オレにはウソつくなよ。別に彼氏がいても気にしないから。」

ケーコ「………。」


 言いづらそうなケーコを見て

真鍋「わかったよ。余計な事聞かないから。」

ケーコ「…なんで聞かないの?」

真鍋「だって、言いたくない事なんて生きてりゃ、一つや二つ誰にだってあるだろ。」

ケーコ「ケータは、ワタシの事何も知らない…。」

真鍋「……じゃあ、今の彼氏じゃなかったら誰なんだよ。」

ケーコ「違うもん…。」


 じれったいケーコ。


真鍋「オレにウソつかなくていいだろ?それとも病気のお母さんなの?」


 喫茶店での出来事を思い出す。


ケーコ「あーっ!最低っ!盗み聞きしてたの?」


 にやける真鍋。


真鍋「いや、そんな気はないけどさぁ、あんな近くにいたら、イヤでも聞こえちゃうよ。……面白かったけどね。」

ケーコ「フフッ。だって、もー限界なんだもん。もームリっ!と思って大袈裟なウソついても、全部信じちゃうんだもんアイツ。」
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『回収屋』〜光と影〜 ©著者:奈義

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