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9章:メイズの判断。 (1/8)

9章:メイズの判断。

色んな事件を解決しながら
メイズは中学三年生になっていた。

卒業後の進路を決める時期だ。

俺もカウンセラーの山本圭子も
高校に進学するんだと思っていた。

ところがメイズは
「進学はしない、もっともっと亡くなった人の無念を晴らしてあげたい、遺族に真実を伝えたい
私もアキラくんみたいな活動をするつもり。
アキラくんから毎月もらってた
お金も貯まってるし、それを資金にするつもり」

「でもメイズ、顔バレしたら、ネットに何もかも晒される可能性が高くなる、危ないから辞めた方がいい」

田村の言葉に「顔は出さない、出すとしたら何か仮面みたいのつけるよ」とメイズは譲らない。

山本圭子と二人で説得したけど
メイズの意思は固かった。

山本圭子は「私と田村さんもできる限り協力するし、メイズが危険な目に合わないようにできる事はするね」

なんだか田村さんと山本さんの
距離が近く感じる。

エルは意地悪そうに「メイズ本当に鈍いね、この二人付き合ってるよ」

心がズキンと痛んだ。
田村さんはずっと私だけの物みたく感じてた。
たぶん私の初恋。

山本圭子が羨ましくて泣きそうになったので慌ててトイレに入った。

エルは私の肩を抱きしめながら
「私はずっとずっとメイズの味方だからね」と優しく言った。
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私には見える、私には聞こえる。 ©著者:メイズ

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