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8章:俺の生活。 (1/7)

8章:俺の生活。

この頃、署長からの薦めもあり
俺は昇進試験を受けた。

無事に受かり勤務先も変わった。

相変わらずメイズやスクールカウンセラーの山本圭子には、定期的に会っていた。

そんなある日、霊能者アキラから連絡がきた。
「田村さんが頼ってる子、霊感がすごいって子に一度会わせてもらえませんか?僕には想像もつかない能力があるんですよね?」

俺は正直会わせたくない。
メイズの存在を知られたくなかった。

でもメイズに聞いてみるとあっさり「いいよ、その人たぶんそんなに霊感ないし、自慢じゃないけど私に何かしようとしてるならエルが黙ってないから」

空想の友達エルはいつもメイズを支えて守ってくれるらしい。

次の休みに俺とメイズ、アキラ、カウンセラーの山本圭子も心配だから行くと言ってくれた。

いつものファミレスで対面した。
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私には見える、私には聞こえる。 ©著者:メイズ

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