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4章:幸せ/Backnumber (1/11)

4章:幸せ/Backnumber

はーい私Pちゃん。
彼氏に付けてもらった名前なの。
今の私は出世して凄いんだからと後の言葉は続かなかった。
もうこの時には死を覚悟していた。
2人が風俗で働かずに愛し合うように家庭生活を送ることなど、絶対に無理だからだ。
2つに1つの選択をPはしていた。
病に蝕まれていく身体を思いながら、Pは最も良い選択をした。
関係者一同は不慮の事故で死んだと思って、PとTを死んだ後も契らせた。
Mには訃報は届かなかった。
PとTは不倫カップルだったから誰も認めてくれなかったし、Mは俺と結婚する予定で居た。
お互いに許されない境地に足を踏み入れて、お互いがストーカーごっこをして楽しんだ。
MはPから見せてもらった俺を画像で確認して、先に恋をして妊娠したという認識がある。
どうして若くて才能がある自分が選ばれないのか。
妊娠して出産を覚悟しているのにも関わらず、どうして選ばれないのか。
それはPの瞳を覗き込んだ時に決まった。
今まで他人の瞳を覗き込んで、ここまで吸い込まれたことはない。
深淵に引き込まれたと言っても過言ではない。
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ダンディライオンの真実 ©著者:ペンギン

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