1章:異変 (5/5)

私は相変わらずNo.2にしかなれず、彼はいつの間にか私を置いて店の頂点にたっていた。
どんなことをしても一番になるという彼は店に長くからいる3人衆のNo.1くみ、のぞみ、りなを手なずけた。

色を入れてりなをのぞく2人は徐々に彼の手玉にとられていっま。
りなも3人の輪に入るがために彼の味方についた。

この古株3人を味方に付けた彼はいつしか上に立つ者を排除し、ついには頂点に経った。
この頃からキャストの間では派閥が生まれ店では客の取り合い、ドロドロした雰囲気が流れ始めた。

いつしか彼も私の知らない彼へと豹変していった。