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4章:3回目
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結局お母さんは、インフルエンザだったみたいなんだけど、病院の先生じゃなくて、お母さんの職場の人と電話してる声でそれを知った。
電話の相手が保育園の園長さんで、自分もインフルエンザだった。って言ったから、それだけの判断で、お母さんもインフルエンザ。って分かった。
って事だった。
その日より前からも病院には行かなかったし、その後もお母さんはずっと病院に行きたがらなかった。
それから、色々あった。
そして、私の小学校4年生の時に、お母さんはお父さんとも、おばあちゃんとも離れることをやっと決めて、
4年生の途中から、お父さんともおばあちゃんとも、おじいちゃんとも私達は離れて暮らすことになった。
離れて暮らすことに、悲しくも何ともなかった。
でも、私の入院代とか病院通い。
お父さんにはお金取られないけど、その分私の病院代にきっとかかってたんだろうな。
って事は、だいぶ後になってからしか気付けなかった……
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病院と私 ©著者:秘密w
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