ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:2回目 (2/6)

初めての入院生活。
美味しいご飯も、お菓子も、ジュースも飲めない。

氷だけは先生にOK貰ってて、ずっと、氷ばかり食べてた。

プリンと、ゼリーも大丈夫って言われたけど、氷があれば良かったから、氷だけでいいよ。

ってお母さんに言ってた。

「身体が鉄分を求めてるから氷が欲しくなるんだよ」

入院してる時に先生に言われた言葉。

(身体の欲求には応えなきゃね)

退院して、また学校に行けるようになっても、私は氷ばかり食べてた。

川とか、お見舞いに来てくれた友達に、お礼と手紙を書いて渡した。

元気な私しか見せたくなかったごめんなさい。

って、手紙の最後には付け足した。

今の私は元気!!!

そう思いながら毎日楽しい学校に通ってはいたけど、学校までの道のりの10分で、目眩が5回はした。

グラングランが、強い時は、五分くらい座り込んで、何か手で掴めるものを強く握らなきゃ、意識が飛びそうで、木とか、壁の端っことかを強く掴んで、グラングランを耐えた。

その状況を誰にもバレたくなくて、1回目の入院後から、いつも一緒に学校にいってた、家から学校までの通り道にある、同級生の双子の友達とは、お母さんに送って貰う!

って言って、別々に行くことは電話して話してた。

また入院になりたくない。

だから、こんな姿見せたくない。
23 /45

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

病院と私 ©著者:秘密w

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.