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1章:1回目 (14/14)

それから1週間検査ばかりの毎日で、栄養は点滴で補給された。

友達とか、川とか、お見舞いに来てくれたけど、「会いたくない! 断って!」

って、学校の友達とは一切会わなかった。

入院してる私の姿を見せたくなかったし、入院してるってこと自体、恥ずかしかった。

遠いところ、来てくれた友達、川とかにも本当に悪いな。って思ったけど、元気な姿しか見せたくなかった。

お花とか、ケーキ、手紙、とかをお母さんが持ってきてくれた。

でも、退院するまでは手紙とかは見ないって決めてた。

見たらきっと泣いてしまう……
私が泣くとお母さんも悲しむ……

色んな検査したけど、私の貧血の原因は結局わからなかった。

股の左側を切って、カメラを入れて中を見る検査とかもしたけど、出血先の原因は、結局掴めなくて、1週間後に退院が決まった。

鉄分補給のお薬と、毎日出た便を少し取って、検査薬? に付けると反応で色が代わるかどうかの報告を、次通院で病院に行った時に先生に知らせる。

って形で、私は退院した。

原因不明の為。って事で、ほぼ病院代はただだった。

その時先生に言われた。

「よーこちゃん。ちょっと変わった体質してるから、きっと普通に部活とかもできてたんだと思う。普通なら倒れて打ちどころ悪かったら大変なんだよ? よーこちゃん見てると元気なのは分かるから、今回は退院って形とるけど、一応まだ、部活はダメだよ?
しばらく通院だからちゃんと来てね?」

退院出来ることに嬉しかった私は

「わかったー!!」

って言って先生の手を握った。

「またねー!」

手を振って先生に挨拶して病院内を走って外に出た。

(やっと学校に行ける。友達に会える。川……)

お母さんとバス停に行くと、お母さんが誰かに話しかけられてた。

私はバスが早く来ないかなー
ってばかり考えて、バスの来る方向先をずっと見てた。

乗る予定のバスの番号を前もってお母さんに聞いてたから、その番号のバスが来た時にお母さんに伝えた。

「来たよー!行こー!!」

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病院と私 ©著者:秘密w

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