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4章:飲み会
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結局飲み会に向かった俺。
パーキングに車を停めて、中で待ってた。
親友から俺が来てること聞いた変人嫁が、「居るなら来たらいいのに」ってLINEが来た。
お金もってもないあなたの飲み代を払いに。
帰りの足もないあなたを迎えに、今、俺はここにいるんです…
気付かないかなぁ?
気付かないんだろうな。
「お金持ってんの?」聞いた。
「持ってるわけないじゃん」返ってきた。
あのね、わかりやすく説明するね。
普通はね、お金もってないくせに飲み会は行かないの。
帰りの足も心配して出かけるべきなの。
今が楽しければいい。じゃないんだよ?
って言いたかったけど、心の中でしか伝えられなかった。
なんせ今は変人嫁は飲み会中。
場の空気を壊されるのを嫌う人。
「とりあえず外で待ってるから」
ってLINEを返したら、その後すぐにかわりばんこで、飲み会にいる変人嫁以外の友達が俺を心配して話しに来てくれた。
友達って、ありがたいな。
友達が俺を気にかけてくれてる事に、胸がジンとなった。
それにしても……
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変人嫁 ©著者:秘密w
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