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2章:sonata
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「樹くん、特別コースに行く事をお勧めします」
「特別コース…ですか…」
母は俺を見た
「でもうちには…そんな才能もないですし、特別コースなんて…」
「いえいえ、そんなことないですよ!
樹くん、ピアノが歌うように弾けていて「結構です」」
ピシャリと言った母の言葉は今でも覚えている
帰り道母が言った
「才能があれば、特別コースなんて受けなくても…
そんな無駄にお金使う必要なんかないわよねえ」
俺に話しかけていたけど
何となく、母の独り言のようにも聞こえたんだ
”特別コース”って言うのが、当時、どんなものかはわからなかったけど
俺には受ける資格がないコースなのかな、なんて思ったんだ
母は俺に何も聞かずに決めていたから、大人が決める事なのだと…そう思っていた
それからも俺は変わらずいつものみんなとレッスンを受けた
そして
中学二年になったある時、母が言った
「ピアノはもうやめましょう」
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群青色の時代 ©著者:菜園すず
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